軽トラ中古車の選び方

中古車選びの基礎知識

 

軽トラを新車ではなく中古車で探そうという時にまず気になるのがエンジンの耐久性などではないでしょうか。

 

どれくらいもつのかといえば、以前に使われていた状況によってかなり差があるのが実情です。5万キロ程度でもエンジンをダメにしてしまう人もいますし、20万キロ以上を無事走っている人もいますが、基本的には10万キロあたりからは、ある程度のトラブルは仕方がないと考えるべきでしょう。

 

ただし、定期的なメンテナンスを怠らなければ案外もってくれるものです。錆についても最近では表面錆び3年、穴あき5年保障の防錆強化仕様が発売されたりしていますが、中古車では前オーナーの手入れ次第ということになりそうです。

 

1998年以前の軽トラは旧規格車となるわけですが、現在の新規格車と比べれば安全性は劣りますが、予算や車体サイズの都合によって、こちらを選ぶこともあります。特に車幅は8cmも差があるので、狭い道では使い勝手がかなり異なることになります。

 

ポイントは5速ミッションとエアコン付きかどうかということで、4速と5速が併売されていたモデルの4速車(特に4WD)は、単に5速車から5速ギアを外しただけの設定となっているので、燃費も騒音もかなり不利で、最高速度も実質100km/hで精一杯ですから、高速道路でも余裕が全くありません。

 

エアコンについては、現行モデルなら中古で買ってからエアコン後付けが可能ですが、旧型になった場合にはエアコンも在庫が切れたら付けられません。