軽トラの中古車選び
車種別によくみられるトラブルについてですが、ホンダ・アクティ550cc3気筒車(HA1~2)では、8万キロあたりでのタイミングベルト切れや、(HA1~4)でのキャブレター不調、スズキ・キャリイ550cc(DA/DB41T)でも8万キロ付近でのタイミングベルト切れがあります。
スバル・サンバーでは550cc~660cc前期型での燃料ポンプの寿命と、サンバー全年式でのオイルシール劣化が6万キロあたりで起きています。
ECVT車での注意点は電磁クラッチの不良です。ミツビシ・ミニキャブ660cc前期型では雨の日の電気系トラブルの事例がよく聞かれているようです。
ダイハツ車は案外無事な車体が多いということで、メーカーにこだわりが無ければ狙い目となるかもしれません。
室内は大抵の体型の人が普通に運転できる広さとなっていますが、例外はアクティの後期型で、大柄な人ではかなり窮屈なポジションを強いられそうなので、事前のチェックが必要です。
軽トラックはあくまで業務用が主体なので、中古車市場ではあまり見かけることがありません。探す場合はこうした車種の専門店が在庫も豊富なので選びやすいと思います。
激安の中古トラック、中古軽トラックの選び方は、普通自動車の場合とあまり変わりがないように思いますが、程度については普通乗用車以上に程度に差があるので、しっかりとチェックしたほうがいいでしょう。使用特性上、多少の傷は気にせず、機関類の確かさで選ぶのがポイントとなります。